前回はラテが倒れ、一時はそのまま息を引き取るのではないかと思われたが、幸いなことにいきなり固形物を食べ始め、自力で立ち上がってゆっくりとではあるが歩くまでになったまでを振り返った。今回は行き掛かり上、その後…すなわちラテが亡くなるまでを、それこそ日記風に思い出してみたい。

ラテも後から考えてそうした事だったのかも知れないが、食事もせず、水も飲まず点滴だけで一週間ほど寝たきりだったラテが急に牛乳に浸したドッグフードを食べ始め、何と言うことか自力で立ち上がって歩いたのだから驚き喜んだ。

※ボール遊びを楽しんだラテ…
1月22日には介護散歩用として探していた大型のカートが届いたが組立に苦戦した(笑)。ともかくこれでラテは歩けなくてもカートに乗せて公園に連れて行くことができる。

さて2月2日のこと、ラテのオシッコに血が混じっていた。医者いわくおむつの弊害かも知れず膀胱炎ではないかとのこと。取り急ぎ抗生剤を処方してもらった。心配が尽きないからか、オトーサンはその夜ラテをおんぶして道に迷っている夢をみた…嗚呼。

※自力で立ち上がって「何してるの?」と顔を覗かせた
この頃から別室でラテを寝かせているその姿をモニターしようと小型カメラを設置。ともあれ腺腫からの出血を別にすればラテはまずまず元気で食事も規定量をあっと言う間に平らげた。

※公園でお馴染みの女子たちと出会え嬉しそうだ
そういえば、おむつをしているのに排泄は外でしたいラテだから困る。で、外に出られる時間でもないのによたよたの体で玄関のドアに頭をぶつけながら出ようとする。
2月15日、ラテは食事を食べず元気がない。その原因の一つはおむつが嫌で💩を我慢するからか便秘のようだ。しかし真夜中に珍しくラテは便意を催したのか起きてきた。仕方がなく外気温2℃の中、外に連れ出したらやっと便秘は解消。まったく心配させやがって…。でもよかった、よかった。2月22日、ラテの腰の床ずれの傷を隠す為(包帯を取らないように)女房の古いTシャツを着せてみる。またこの日には万一のためと購入した酸素発生器が届く。
2月27日、午前12時半、1時、2時、3時過ぎとラテが鳴くので起こされる。寝返りをうちたくとも自力でできない事とどうやら視力と聴力の衰えで目が覚めると不安になるのではないかと思うが、オトーサンはラテの体の向きを変え、寄り添う事しかできないのがやりきれない。
3月1日、16時過ぎラテを外に連れ出した。相変わらず腰砕け状態で体重はオトーサンの腕に全部かかっている状態。それでも出すものを出したら優しい表情になった。

3月6日の未明、ラテが頻繁に弱々しい声を上げる。オトーサンはここの所完全に寝不足だが文句を言ってる場合ではないとパジャマのままラテのところに行くと笑顔を見せる。思わず椅子に座ったオトーサンはラテを両膝の上に乗せて抱きしめるがその痩せて骨張った体に唖然とするがそれでも10分ほど抱いている間は安心したのか声を上げずに目を瞑っている。
オトーサンは静かにラテを寝床に置き、再び布団に入るが明け方5時前後かラテが再び声を上げたが尋常ではない感じ…。見に行くと口を開け呼吸が荒いので酸素発生器で手製の酸素マスクをあてがうと多少は楽になったかに見えたが、ふと気がつくと開いた口から見える舌の色に血の気がなく白い!そして一瞬だが両眼が泳いでいる…。

※呼吸が荒く舌の色にも血の気がない。オトーサンは急遽酸素吸入を始める
オトーサンにできることはただただ泣くことだけだった…。

※オトーサンと女房に看取られつつラテは穏やかに息を引き取った…
※xTool M1の化粧箱は附属品も含むのでかなり大きい
製品をレーザー加工機単体として見ても、その出力や精度は業界トップクラスの水準を満たすものであり、xTool M1は、家庭でのDIYからオフィスでの業務活用まで、あらゆる用途において活用できる製品といえよう…。
※仕事部屋の一郭に設置した xTool M1
なお加工エリアはレーザーの場合は385×300mmでブレードの場合は365×300mmだ。
まずは最初に概要を知っていただくため、主なスペックを簡単にご紹介してみる。なお製品にはレーザー出力が5Wと10Wの二種類があるが、私が手に入れたのは10Wのそれであり以下スペックも出力ワットが違うだけで後のスペックは5W製品でも同じ…。
① 組立済み
② CO2レーザーでは無く半導体レーザー
③ レーザー出力は10W
④ レーザー加工の他、ブレードカッティング機能搭載
⑤ 安全な密閉型設計
⑥ AIカメラ内蔵
リアルタイムプレビュー。位置合わせを視覚化できるだけでなく。専用ソフトXCS(xTool Creative Space)で多くの素材の加工を一度に完成させることができる。
⑦ オートフォーカス
オートフォーカスをクリックするだけで、xTool M1が素材を処理する準備が整い、複雑な手作業から解放される。
⑧ ワンパスで3mmのアクリル、10mmの木板を切断可能
⑨ 動作精度は0.01mm、0.08mmまで圧縮されたレーザースポットの高精細仕様。
⑩ ソフトウェアは専用のXCS(xTool Creative Space)
繰り返すがAIカメラを内蔵し、レーザー加工だけでなく1.5mm厚までの革も綺麗に切断できるブレード機能まで搭載されている。そして安全性に優れた密閉型デザインだが、機能満載だけに筐体サイズは些かデカイ!
※愛犬の写真をレーザー刻印してみたが、それこそ写真と見間違うほど立体感のある結果になった
さらに同じものを複数作りたいときもXCS(xTool Creative Space)なら庫内の任意の位置、角度で置いた例えばネームタグだとしても、同じテキストやグラフィックスをその1つに置き”スマート・フィル” アイコンをクリックすれば自動的に他のネームタグ上にも配置してくれる。コピー&ペーストさえ使う必要はない!
※位置決めは見たままだしスマート・フィル機能で瞬時に同じデータを複数枚のアイテム上に自動配置してくれる。専用ソフトウェアXSCの画面
ただし、ソフトウェアは一般的なレーザー加工機で利用されているLaserGRBL、LightBurnとは互換性がない。専用のXCS(xTool Creative Space)が用意されているが、なかなかよく出来ている。勿論Windows版だけでなくMac版も用意されている。
※M1 MacBool Air用のスリーブ(合成皮革)にレーザー刻印した例
ラテが倒れてからもこの「ラテ飼育格闘日記」で毎週主な出来事をご報告してきたが、そのリアルな毎日の姿をお伝えするのは難しいし、憚れることも多く書けないあれこれも多いのが現実でもある。
※2021年12月24日から寝たきりになった…
とはいえ会計報告のようにすべて数字で、バランスシートで、物事の良し悪しや苦楽を推し量るというつもりはなく、オトーサンたちの思い出の中にきちんとコンプレッションして忘れないようにしようという試みのひとつなのだ。
無論このバランスシートはオトーサンたちにとっての良し悪しとラテにとっての良し悪しがある。繰り返すがワンコを飼った経験も無く、運命と言えばそれまでだが、ワンコの里親会でたまたまリードを預けられたワンコを家族に迎えて15年3ヶ月、文字通り24時間狭い空間で一緒に寝起きし、近隣を駆けずり回った…。そんな時期にはご多分に漏れず、ラテが死ぬなんてことは絵空事でしかなくこの日々が永遠に続くような錯覚もあった。
2021年の12月24日、そう…クリスマスイブにラテが倒れた。それまでにも足腰は大分弱っていたからそんな日がいつ来るのかという漠然な恐怖があったが、それが現実になった。丁度女房も仕事が休みで一緒に散歩に出た夕刻だったが異変に気づいてそのまま動物病院に担ぎ込んだら注射や点滴、そして酸素吸入を施すことになった。
医師曰く、このまま放置していたら死んでいたよ…と。
※自宅で点滴を打つ毎日が続く…
その時期、正直オトーサンたちは先は長くなく新年を迎えられたとしても死期は近いのではと覚悟せざるを得なかった。なにしろ、ろくに水はもとより餌も食べないので…。
※オムツを取り替えたらお腹を出して戯けた(笑)
年が明けた1月8日、なんと…10gのドッグフードを牛乳に浸して与えたら完食してくれたのだ。固形物を口にしたのは2週間ぶりだが、ダメ元でオトーサンがドッグフードのミルク浸けをマズルの側に置き続けたのが功を奏したのだった。ラテも生きたかったに違いない!
1月12日のこと、ラテは食欲が出て来たのと同時に自分で動こうとするが立てない…。そこでオトーサンはその日から少しずつ四つ脚立ちのリハビリを始めた。といっても腹を支えてやり、四つ脚の力具合の感覚を甦らせたいということだが、その甲斐があってかその日、7秒ほどだが二十日ぶりに立つことができオトーサンたちを喜ばせた。
その後は食欲もほぼ戻ると同時に大分痩せたもののゆっくりと歩き回り笑顔を見せてくれるようになった。そのまま元気になるとは思わなかったがオトーサンたちの喜びようはお察しいたただけるものと思う…。ともあれ、オトーサンたちにとって今年、2022年最大の出来事は間違いなくラテが亡くなったことだ。
そしてこの待ち期間中に数個のケースや保護フィルム、MugSafe関連製品などを集めて到着を待ち受けていた(笑)。
後は格安SIMとして使っているiiJmioのサイトから機種変更のための接続設定を行う…。具体的にはAPN構成プロファイルをダウンロード・インストールするだけ…。
それはiPhoneに届いたとあるメッセージがiMacのメッセージには届かないとか、アクセスの際にiPhoneの電話番号を2段階認証に設定しているサイトから確認のメッセージが届かないことに気づいた。
翌日AppleCareに問い合わせたがあれこれと設定をし直したりネット接続をやり直したりしたが埒が明かない…。結局5度目の問い合わせの際に電話口に出たサポート担当者が詳しい方でやっと原因にたどり着いたのだった。理由が分かればどうということもないわけだが、そこに至るまでが長かった(笑)。
AppleCareへ連絡する前に確認した事だが、iMacのメッセージアプリを起動し環境設定からiMessageのタブを見ると着信に使用するメルアド/電話番言のリストから電話番号が消えていることがわかった。しかしこのときにはこれが原因だとしてもなぜそうなのかについての答えは浮かんでこなかった。
メッセージアプリの中にiMassageのタブがあったりと、どこかでiMessageという機能はSNS(メッセージ)の一機能であるかのように感じていたのだが、本来SNSとiMessageは別物であることを忘れていた。
要はなぜメッセージはメルアドだけでなく電話番号でもアクセスし得るのだろうか…。テキスト世界のシステムに本来電話番号は異質なはずでは無いか。そこで再度iOS APN構成プロファイルのダウンロードおよびインストールをし、半日ほど待っていたら前記したメッセージアプリのiMessageタブに電話番言も登録されていた!それは「このiPhone 14 Pro が私にとって最後のiPhoneなのかも…」ということだ。それは今年の春から二度の入院はもとより、加齢から来る他体力低下を自覚せざるを得ない身から出た思いだ。事実iPhone XRからこのiPhone 14 Proに替えるまでは4年という間がある。したがって己の年齢を考えると、後4年後…5年後も新製品のiPhoneを楽しめる気力と気概、体力を保持できているかは些か心許ないからである。
そう考えると眼前にあるiPhone 14 Proは益々愛しくなってくる…。